今朝の静岡新聞の『永田町便り』に私の活動が掲載されました。今年は「狩野川第二放水」の建設に向けて一歩を踏み出す年にしたいと思います。2019年10月、狩野川台風並みと言われた台風19号が地元に襲来しました。事後検証によって、最も危なかった地域ではあと18センチで狩野川が氾濫するところだったことが明らかになりました。残念ながら多くの内水被害は生じてしまいましたが、何とかここで踏みとどまったのは狩野川放水路があったからです。
狩野川放水路は伊豆半島に甚大な被害をもたらした狩野川台風の7年後、1965年に建設されました。狩野川放水路建設の功労者は二人いると言われています。一人は伊豆の国市韮山出身の社会党代議士であった久保田豊先生。地元を代表して長年建設を要望された方で、放水路の近くに銅像が立っています。もうお一人は裾野市葛山出身の自民党代議士であった遠藤三郎先生です。遠藤先生が狩野川台風の際に建設大臣をしていたことで工事が一気に加速し、狩野川放水路が実現しました。二階俊博幹事長は遠藤先生の秘書から政治活動をスタートされ、狩野川放水路の建設に大きく関わっておられます。
流域の住民は今も狩野川台風の水害の記憶をとどめています。私にとっても、狩野川の治水は初当選した21年前から最大の政治課題でした。これまでポンプの設置や河床の浚渫を進めてきましたが、気候変動がここまで大きくなると別次元の対策が不可欠だと感じています。2019年の台風19号以来、国交省と議論を重ね、中部地方整備局の中でも狩野川が最も危険な川であるという認識は共有されています。
地元の人たちが水害で生活基盤を失うことだけは何としても防ぎたいという思いが私にはあります。子どもたちが50年後も安心して生活できる地域をつくるためにも、政治家として結果を出さなければなりません。細野豪志は狩野川第二放水路実現の先頭に立つ覚悟です。
YouTube 細野豪志チャンネル「静岡県東部を水害から守るために狩野川第二放水路の建設を!」
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