はじめまして、政治家の細野豪志(ほそのごうし)と申します。
政治家、というと堅い印象を持たれるかと思いますが、私の政治家としてのスタートは、「地盤・カバン(資金力)・看板(知名度)」という「3バン」なしで政党の公募で衆議院議員に出たチャレンジャーであり、これまでの政治家があまり関心を示してこなかったダイバーシティに取り組んでしましたので、みなさんの身近な存在に感じていただければ幸いです。
このブログは、政治にまったく興味のない方々が、少しでも日本と自分たちの置かれている現状を知り、未来を考えるきっかけになればと思い、始めました。
私は、「政治は弱い人のためにある」という理念のもと、おもに外国人労働者や児童虐待、LGBT、女性の働き方などの課題解決に取り組んでいますが、それによって救われるのは当事者の方だけではないと思っています。
これら1つ1つの課題と向き合うことは、「ダイバーシティ」という多様な社会を実現するためにあり、それがみなさんの人権や自由を守ることに繋がると考えているからです。
まずはじめに、私自身のことについてお話しします。
幼いころ、星一徹のような父親(若い人はわからないかな… 要するに厳格な父)に育てられ、ゲームなどが全くなく、小学校5、6年の時はテレビすらない家庭でしたので、基本的に外で遊ぶ(しかなかった)元気な子どもでした。
小学校のころは野球、サッカー、剣道を、中学校ではバスケットボールをやっており、スポーツ選手に憧れていた時期もありました。しかし、「どうも難しいぞ」と子どもながらに悟った後は、誰かに使われるのではなく、自分の力で仕事をやってみたいと考えていました。
高校生活は大いにエンジョイしていましたが、高校3年生になってから弁護士にあこがれを持ち、猛然と勉強を始めたがあえなく浪人。修行僧のような生活をしながら、朝から晩まで必死で勉強し、大学に入りました。
しかし、目指していたはずなのに、どうも法律の勉強に没頭できず、将来の道を模索するようになりました。新しい出会いを求めて世界を放浪したこともあります(笑)。
そんななか、大学4年生の時に、阪神淡路大震災のボランティアとして2か月神戸に滞在しました。自分の力で状況が良くなるというのはやり甲斐がある一方で、ある種の虚しさを感じていました。仕組みを変えたらもっとできるのに、1人ずつしか対応できない自分の無力さが浮き彫りになったんです。
そして、これを仕組みとして変えられるのは政治じゃないかと思い、政治家になる決意をしました。
5年間の会社員生活を経て、政治の世界に飛び込みました。とはいえ、私はコネもお金もなく政党の公募で衆議院議員へ挑戦した「落下傘候補」(その土地に地縁、血縁の無い人間が立候補すること)。ひとりぼっちからのスタートでした。
28歳のときは、伊豆半島を歩いて回りながら支援者開拓をしましたが、生活費が底がつき、支援者の方が持ってきてくださった竹の子や、事務所周辺のツクシをおかずにして、何とか食いつないで選挙までたどり着きました。
そんななか、選挙戦は選挙カーと大学生を中心とした「自転車隊」と街中を走り抜け、2000年6月に衆議院議員に初当選。以降、ありがたいことに現在まで連続7期当選させていただいています。
このnoteでは、そんな細野豪志が現在取り組んでいる外国人労働者、子どもの貧困、児童虐待、LGBTという生活に密着した課題から、環境、エネルギー、安全保障、外交、宇宙、海洋権益など国益に関わるテーマまで、専門家やインフルエンサーの方々たちと対談し、これからの政策はどうあるべきかを模索していきます。
政治に興味のない若者はとても多いです。
具体的に何をやっているのかが不明瞭だったり、小難しい言葉が並べられた記事はどこか他人事のように思えるかもしれません。しかし、日本で生きていく以上、これからの日本がどうなっていくのかをしっかり見ていく必要があり、その鍵を握るのは政治であり、それを動かすのは若者であることも事実なんです。
このブログが、少しでも自分たちの未来を考えるきっかけになれば幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
細野豪志
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